搾乳・冷凍母乳の作り方

搾乳・冷凍母乳の作り方

ここでは赤ちゃんに与えるための冷凍母乳を搾るこつ、方法を紹介します。
冷凍母乳を作る場合に準備するもの    
    きれいなほ乳瓶など搾母を受けるもの・冷凍パック(市販品ドラッグストアなどで売っています)・タオル

  
搾乳

1・聞き手でCの字を作ります:図1

2・乳房が大きな方はもう片手で乳房が身体にたいして垂直になるように持ち上げます。その下に丸めたタオルを入れ乳房を支えます。図2

3・Cを作ったその指の親指・人差し指・中指の3本で乳輪の色の変わってるところあたりに指をおき、搾ります。指を置く位置は図3
指を置く位置ですが上下左右、斜めからすべての乳腺が搾れるように図3  にような位置におくといいです。 
冷凍母乳を作る場合はきれいなほ乳瓶をもう片手で持ってその中へ搾ります。 
4・搾るときは強くしごくようにせずまっすぐ上下からはさむように指を動かします。
   
 

乳腺を痛めない搾り方です。(もし、おっぱいが張ってる場合の搾乳でしたらこのまま搾り捨てます。)
量を搾りたい場合ですが、おそらく最初は搾っても、その時に乳房の中に溜まっている分が搾れたらそれで終わりになると思います。
けれど出なくなったからといってやめてはいけないようです。出なくなってもそのまま指は一定のリズムで動かし続けておきます。
(乳房に赤ちゃんが飲んでいるような錯覚を起こさせ母乳を分泌させるためです。
出が悪くなっても、赤ちゃんが飲むように搾っていれば乳房は赤ちゃんが吸っていると勘違いして母乳を作るらしいのです。)
それで、毎日搾っていると身体が覚えてしっかり搾れるようになると聞きます。
そして量を搾るための効果的と言われていることをですが以下のようなものがあります。

○ 搾乳の前に水分を取る。方乳につき200~300CC程度。
○ 赤ちゃんの写真・洗濯前の赤ちゃんの衣類などを用意し、写真を見なが   ら、衣類のにおいをかぎながら搾る。


衣類のにおいをかぎながらって怪しいですけど、においをかぐことによってホルモンが分泌されるんでしょうね。私もしたことがありますけど、効果ありました。

図1 図1搾乳2図2搾乳3 図3


            
冷凍母乳の作り方

1.搾乳した母乳を冷凍パック移します。冷凍バックは赤ちゃん用品店やドラ  ッグストアに置いています。確か100ml用と200ml用の2種類あ  ったと思います。
2.冷凍パックを密閉したら冷凍庫で冷凍します。
3.保育園などへ持っていく場合はクーラーボックスなどに入れて持ち運びま  す。
4.使用するときは必ず湯煎(あまり熱いのはだめだと思います)か流水で溶  かして湯煎で暖めて下さい。
  電子レンジは母乳の成分で壊れるものがあるらしいのでだめです。
5.暖めたらほ乳瓶に移して赤ちゃんへ飲ませます。

もし、冷蔵庫が使えて搾って24時間以内に赤ちゃんへ飲ませられるようであれば冷凍しなくてもいいです。
ほ乳瓶にふたをして冷蔵庫で保存し、飲ませる前には湯煎で暖めて飲ませて下さい。
冷凍母乳は冷凍庫で1ヶ月は持つと聞きます。
1ヶ月越したらもったいないですが処分したほうがいいと思います。


番外編

お仕事をしてる方でどうしても量が必要な方がいらっしゃると思います。
その場合の工夫で聞いたことがあるお話をいくつか紹介します。

○朝、1回目の授乳の前は比較的乳房が張りがちなのでその時に搾る。空っぽ になって、赤ちゃんが泣いたらもちろん吸わせる。
 朝はお母さんの身体も疲れてないので吸わせると出る場合が多いです。
○夜中、張ってるけど赤ちゃんが起きない場合、その時に搾る。夜中は搾乳分 と決めるといいかも。
○どうしても足りないときなどは赤ちゃんが飲んでなんか残ってるな~って時 に20mlでも50mlでも搾ってためておく。
 

 
 




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